ロンドンのウーバーにiPhoneを忘れたらちゃんと返ってきた話
こんにちは!
イギリス、ロンドンで現在も生活中のyukaです。
イギリスはロックダウンが始まって7週目に突入しました。
今までに出た死者の数はとても深刻ですが、先日イギリス政府から感染のピークは過ぎたとの発表がありました。
今後少しずつロックダウンを解除していく方針のようです。
そして今回の記事はロックダウンとは全く関係がありません!すみません!
タイトルにある通りですが、昨年末にウーバー(安いタクシーサービス)を利用した際、なんと車内にiPhoneを忘れるという大失態を犯してしまいました。
日本ならまだしも海外で!と絶望したのですが、なんと無事に自分の手元にiPhoneが返ってきたので、どういう状況だったのか詳しく書いていこうと思います。
- ウーバーとは
- ウーバー車内に忘れ物をしたらどうすればいいの?
- ドライバーに電話をかける
- 携帯電話以外で出来る連絡手段を確保する
- ドライバーから折り返しの電話
- ドライバーから忘れ物を受け取る
- ウーバーに忘れ物をしても諦めない
ウーバーとは
まずもうこれはご存知の方がほとんどだと思いますが、ウーバーとはアプリやウェブを利用した配車サービスのことです。
先程も安いタクシーサービス、と書きましたがまさにそれで、国によって異なりますが特にロンドンの正規のタクシーはとっても料金が高いのです。
ブラックキャブと言われる専用の車は、ロンドンの伝統文化の1つとなっておりますが観光客以外の一般庶民はまあ使いません。
そこで今人気なのがウーバーです。
タクシーよりも安く、しかもアプリで配車を頼む時に目的地を設定し、事前にオンラインで支払いを済ませるので、とっても楽で安心なのです。
特に海外だったらドライバーさんに現地の言葉で行き先を説明しなくても良いし、相場がわからずぼったくり、なんてこともありません。
というわけで、私は昨年末のクリスマス12月25日に、仕事と家の往復の為にウーバーを使用しました。
もちろん、公共のバスや電車の方がウーバーよりも格段に安いので普段はそちらを使用していますが、イギリスの祝日バンクホリデーであるクリスマス当日は一切の公共交通機関がストップするためウーバーを使用して通勤することになったのです。
ウーバー車内に忘れ物をしたらどうすればいいの?
まず帰宅してiPhoneを忘れたことに気付き、1番初めにしたことはドライバーに連絡することでした。
私がラッキーだったのは実はこの日、同僚であり友達である韓国人の女の子と一緒にいたことです。
なぜならドライバーに連絡しようにも、自分のiPhoneがないと連絡できないからです!笑
ウーバーでは利用した際に、登録したメールアドレスに履歴や領収書が送られてくるので、私はパソコンからメールのチェックをしました。
するとこのような感じで一番最後の左下に、「REPORT LOST ITEM」というのがあるのでここをクリック。
すると忘れ物についてのページに案内されます。
これによると手順としては、
1.このページの1番最後に連絡先の電話番号を入力するところがあるので、連絡して欲しい電話番号を入力する。その際は必ず自分自身のウーバーのアカウントにログインすること。(もし紛失したのが自分の携帯電話の場合は友達の友達の電話番号を入力する)
2.ウーバーの会社から先程入力した連絡先に電話がかかってくるので、そこで会社を通してドライバーに電話をつなげてくれる
3.もしドライバーが電話に出てくれたら、そこで落とし物について質問するか、既にドライバーが落とし物を見つけていた場合は、そのままお互いの都合が良い時間と場所を交渉する
4.もしドライバーが電話に出なかった場合は、メッセージに忘れ物の詳細を録音し、折返しを待つ。
といった感じになっています。
ドライバーに電話をかける
というわけで早速、友達のケータイから電話をかけましたが、ドライバーは仕事中で忙しいのか電話に出ず、、
ウェブサイトの案内の通り、「先ほど利用した際にiPhoneを車内に忘れてしまったので、もし見つかったら連絡してください」というメッセージを残しました。
もちろん英語なのでいまいち不安は残ります。笑
その時の時刻は夜8時ごろ。
しばらく待ちましたが結局その日に連絡が来ることはなく、私はもうほとんど諦めていたので新しいiPhoneを買おうとネットで機種について調べていました。笑
イギリスは日本で買うよりiPhoneが高く、人気も高いので盗難がかなり多いのです。
そんな国でiPhoneを置いてくるなんてかなり絶望的ですよね。
携帯電話以外で出来る連絡手段を確保する
そしてウーバーに連絡する以外にやるべき重要なことがこちら。
携帯を紛失=携帯を使って誰かと連絡を取ることができなくなる、となるのは誰でも真っ先に思い浮かぶことではあると思いますが、
パソコンがあればパソコンを使う、もしパソコンがなかった場合はドライバーから連絡がかかってくる友達、家族、恋人と意地でも一緒にいる、など何かしら自分自身と外部で連絡が取り合える環境を作って置いたほうが安心です。
私の場合はパソコンからインスタグラムにログインをして、個人的に連絡が必要な人にはDM機能を使って連絡しました。
LINEなどのメッセージアプリは本人確認が厳しく、携帯端末が手元にないとログインすることができませんでした、、
またさらにラッキーなことに、一緒にいた友達が以前使っていた古いケータイがまだあるから、見つかるまでSIMカード入れて使っていいよと言ってくれました。
ドライバーから折り返しの電話
紛失した翌日は、私の家に泊まった友達とそのまま出かける予定だったので、カフェに行ったり買い物をしたり、ついでにアップルストアに行ってiPhoneをチェックしたり(笑)していました。
もちろん自分の唯一の連絡手段のノートパソコンも持参して、Wi-Fiを見つけてはインスタグラムのDMでメッセージのやり取りをしていました。
ところが結局友達と一緒にいる間はドライバーから折り返しはなく、夕方になってお互いの家に帰ることに。
私はこの時点でほぼ諦めかけていたのですが、なんと家についてからインスタグラムのDMに「ドライバーから電話があって、iPhone預かってるって!!」と友達からの連絡が!
奇跡が起きたー!!!と思いました。笑
そして逐一インスタグラムのDMをチェックしていたので、友達からの連絡にすぐに気付きその後どうするか対応することが出来ました。
なので皆さん友達とすぐに連絡が取れる状態にしておくことをおすすめします。
さきほど連絡手段の確保が重要だと言ったのはこのためで、
もしドライバーから連絡がきても、連絡先の友達や知人と別行動をしていたら全く連絡が取れず状況がわからないですし、またパソコンは連絡がきたことに気づきにくいのでこまめにチェックしておくことをおすすめします。
まあ、もし何も連絡手段がなければ、その友達がどうにかして受け取ってくれることになるのですが。笑
でもその友達としばらく会えなかったりすると自分の携帯電話がなかなか返ってこないですし、その友達にドライバーと会うためにどこか遠くまで行ってもらうのは申し訳ないですよね、、
ドライバーから忘れ物を受け取る
さて、ドライバーから無事にiPhoneを預かっているという連絡がありました。
ウーバーの忘れ物に関するホームページによると、受け取り方に関してはドライバーと直接交渉して決める、とあります。
私は見つかった時点で、何時でもどこでも駆けつけます!という感じだったのですが、
なんと私のドライバーさん(ここにきて呼び捨てはしづらい)は、私の自宅まで届けてくれると言ってくれたのです!!
え、ここ日本だっけ、、?
親切すぎてリアルにそう思いました。笑
この間、連絡や交渉をしてくれているのは友達なので、私は友達からの連絡に秒で返信する必要がありました。
友達「家に届けてくれるって!それでも大丈夫?(ドライバーさんと通話中)」
私「大丈夫です!お願いします!」
友達「あと5分くらいで付きそうだって!家の外に出て待機して!」
私「はい!今から出ます!」
といった感じです。
そして問題なく家の前でドライバーさんと会うことができ、私のiPhoneは無事手元に戻ってきたのでした。
親切すぎてチップを渡したかったのですが、キャッシュレス社会なので現金の持ち合わせがなく、チョコレートをプレゼントしました。笑
ドライバーさん、そしてこの間ずーーーっと連絡を取り合ってくれた友達には感謝でしかありません。
本当にあの時はありがとうございました!
ウーバーに忘れ物をしても諦めない
状況は人それぞれだと思いますが、私の場合は盗難されやすいiPhoneをしかも海外で忘れる、という最悪の状況でしたが無事に返ってきました。
またドライバーからすぐ折り返しがなくても、1日以上経って連絡が返ってくるということもありますので諦めずに、すぐ連絡が取れる状態でいることをおすすめします。
どこかの体験談に、ドライバーから連絡が来ていたのにすぐ電話を取ることが出来ず、そのままタイミングが合わないことで、ドライバーの方が面倒くさくなって結局忘れ物は返ってこなかった、という話がありました。
忘れ物をしたのは完全に自分の責任ですし、ドライバーは忘れ物の為に時間を使ってもお金が発生するわけではないので、当たり前といえば当たり前ですよね、、
同僚や友達からは奇跡としか思えない!!と言われた今回の出来事でしたが、
ロンドンに来てから(来る以前もか)何かハプニングがある度に周りから助けられて生きているな、と改めて思いました。笑
ではまた!
yuka