今日からロックダウン緩和のイギリス
こんにちは!
イギリス、ロンドンで現在も生活中のyukaです。
実は本日5月11日から、イギリスではロックダウンの緩和がスタートしました。
3月23日に始まって約7週間、、長かったようなあっという間だったような不思議な感覚です。
ところがこのロックダウンの緩和、正直私の生活にはほぼ何も影響がありません!笑
では何が変わったのかを具体的にお伝えしていきたいと思います。
ちなみに、そもそものイギリスのロックダウンについての詳しいルールについては以前の記事で紹介しています。
ロックダウンの緩和によって変わること
イギリスの首相であるボリス・ジョンソンは、仕事、学校、プライベートについて少しずつルールを緩めていくと発表しました。
それぞれの項目ごとに説明していきたいと思います
仕事について
- 自宅で仕事が出来ない、という業種の人たちは仕事を再開させる。
- しかしもし可能であれば公共交通機関を使わずに通勤すること(車や自転車など)。
- そして仕事場は政府が設定したコロナガイダンスというルールに沿ったものであること。
特に建設業や接客業など、自宅での仕事が不可能な業種の方たちは仕事をしても良いというようですが、ソーシャルディスタンス(社会的距離)を保たなければいけない、というルールは変わっていません。
その結果、飲食店は引き続きテイクアウトのみの営業しかなかったり、このコロナガイダンスに基づいた環境作りをする必要があります。
オープンするカフェやレストランなどは以前より増えると思いますが、この緩和の前からテイクアウトのみやデリバリーサービスのみで営業していたお店はもちろんあったので、正直そこまで変わらない印象です。
私のカフェも営業時間を短縮して今日からオープンしましたが、初めは少人数の従業員でスタートさせるということで順番待ちをしています。
学校について
- 早くて6月1日からの再開で未だ検討中
- そして若い年齢から、小学校から先に授業を開始する方針
- クラスの収容人数を以前より減らしたり、新しい学校作りが必要となる
教育機関については、未だ様子見のようで少し曖昧な情報となってしまいますが、早くても6月1日から、そしてまずは小学校から再開させるようです。
この2週間の間にまた感染者が増えた場合はそれも延期になってしまうと思いますが。
プライベートについて
- 同居人以外の人と会うことが許される
- 1日1時間程度の外出だったのが、もっと長時間外出可能になる
- 公園に座ることが許される
- 車で自分の住む地域以外の他の場所に外出可能になる
- しかしいずれも他人とはソーシャルディスタンスを確保すること
これは1番変わった部分なのではないかと思います!
同居人以外と外で会っても大丈夫、というのがとても嬉しいです。
言い換えると以前はこれが出来なかったということなのですが、正直みんな守ってはいませんでした。笑
公園に行けば座って談笑している人たちもいたし、また誰が誰と一緒に住んでいるかなんて見た目で区別出来ないので、守っている人は少なかったと思います、、。
私は今日これから彼と久しぶりに会うのですが、こうして堂々と誰かと実際に会って話す、ということが本当に幸せなことだな、と実感しています。
結局のところ大幅な変化はなし
ということで、ルールがどう緩和されたのか見てみると、そこまで大々的に変わった部分はありませんでした。
ですがウイルスという目に見えない、そして未だに得体の知れないものに対して上手く生きていくには少しずつでしか緩和していくしか方法はないと思います。
ここでいきなり全部元通り!になったらまた感染拡大するのは目に見えていて、この緩和が始まってからがまた踏ん張り時だと感じます。
私も気を緩めず、ルールを守ってこれからも生活していきたいと思います。
ではまた!
yuka