ロックダウン中のロンドン
こんにちは!
イギリス、ロンドンで現在も生活中のyukaです。
この記事では、コロナウイルスによるイギリスのロックダウンが実際どんな感じなのか、お伝えしていきたいと思います。
イギリスで今OKなこと、NGなこと
ロックダウンと聞くと、家から一歩も出てはいけないというような響きがありますが、イギリスでは今のところそこまで厳しくはありません。
では早速、何が良くて何がダメなのか、2つに分けて箇条書きにしてみました。
イギリスのロックダウン中に、してもいいよ!というOKな項目はこちら
- スーパー、薬局など生活に必要不可欠なお店は営業OK
- テイクアウトのみであればカフェやレストランなどの飲食店も営業OK
- 1日1回の買い物、運動、犬の散歩などの理由による外出OK
- 誰かと外出する場合は同じ家に暮らしている人であれば2人までOK
- バス、電車など公共の乗り物は必要不可欠な場合のみ利用OK
他にもあると思いますがざっとこんな感じです。
NGなこと、しなければならないことは、上記の条件を満たさないものに加えて、
- ソーシャルディスタンス(イギリスでは2メートル)の間隔を必ず他人と保つこと
- 公園など外での飲食、日光浴、3人以上の集まりはNG
- 仕事や必要不可欠な理由以外での、同居人でない人との接触はNG(家族であっても)
- 同居人に1人でも風邪やコロナウイルスの症状が見られる場合は全員外出NG
などです。
写真は少し分かりづらいですが、スーパーに入るのも人数制限があり、待っている間も前の人の2メートル開けていないといけません。
ロックダウンは国によって違う
ただ上記で述べたのは「イギリス」でのロックダウンの内容なので、フランス、イタリア、スペインなど他のヨーロッパ諸国やさらにアメリカ、オーストラリアなど他国とは内容が異なります。
感染拡大の早かったイタリアや後に続いたスペインはより厳しい規制だと聞きますし、これも聞いた話ですがフランスでは外出許可証がないと買い物にも行けず、さらに1時間1km以内までと決められていて、違反者には高額の罰金が請求されるそうです。
これは1番最初に話したロックダウンのまさに定義通りという感じがします。
好きな時に買い物や、運動がてら外に出歩けるイギリスはまだ全然厳しくないのだな、と思い知らされます。
実際みんな守ってるの?
まさに、これ1番気になるところですよね。
今イギリスはロックダウンが始まってから6週間近くが経ちましたが、正直に言うとみんながみんな守っていたのは最初の2週間くらいかな、と思います、、
えー?!!短っ!!!
と思いますよね。
初めのうちは正体のよくわからないウイルスにみんなパニックを起こして、ロックダウン以前から街に人がいなくなり、買いだめによりスーパーの物はなくなり、などということが起こりました。
が、やはり人間慣れが出てきますし、ずっと家に籠もっているのも限界がきます。
さらに1番の原因として、ちょうどロックダウンから2週間後あたりでイースターという、イギリス人にとっては夏の始まりと言われる最高にテンションが上がるイベントがきてしまったんです。
毎年この時期になると日は一気に長くなり、気温も上がり、晴れる日がずっと続きます。
冬は夕方4時には真っ暗、夏が短く一年を通して気温は低い、天気は雨や曇りがほとんどというイギリスではイースターはかなりテンションが上がる時期なのです。
というわけで、政府はそれも見越して散々注意喚起はしていたのですが、実際運動や買い物による外出が時間関係なく許されてしまっているので、私がスーパーに買物に出たときは外の人の多さにびっくりしました。
画質がかなり悪くてすみません、、堂々と人々を撮るのがはばかられたので、遠くからむりやり撮ったらこうなりました、、
また地域によると思いますが、私が住んでいるのはロンドンのイーストサイドと言われる東側で若者に人気の街なので、普通に3人以上でお酒片手に談笑してる若者もたくさんいました、、
ちなみに私は、巡回して取締っている警察を見かけたこともありません。
フランスのように、途中から規制が厳しくなったりするのでは、と思ったのですがこの6週間の間そういったことはありませんでした。
ちなみに私は1週間のうち、2回ほど外出をしていますが、スーパーか薬局に行くときのみで、運動をするための外出もしていません。
なぜなら外に出るのも面倒くさいからです。笑
需要があるかは置いといて、また別の記事で実際1日どういう風に過ごしているのか書いてみたいと思います。
ではまた!
yuka