London Lonely Life

イギリスのロンドンに1人で住んでいる28歳女子の日記です

イギリスで膀胱炎になった話

こんにちは!

 

ロンドンで現在もサバイバル中のyukaです。

 

今回はかなり赤裸々な話になりますが、この間初めて膀胱炎になってしまったんです。

しかもロンドンで、、笑

 

色々ありつつも現在は無事に完治しているので、その経緯を興味のある方に読んでもらえたらと思います。

 

膀胱炎だと気付いたとき

まず違和感を感じたのは、最近やたらトイレが近いなあということでした。

ただロックダウン中家にずっといて大好きなお茶をよく飲んでいたので、それでトイレが近くなったんだろうと思っていたのですが、

違和感を感じた次の日に今度はトイレの時に痛みを感じるようになったのです。

しかも、えーなんか痛い、、と思ったその数時間後、

なんと血尿が出ました!!!

汚い話ですみません、、

血尿が出るなんて人生で初めてだったので、その時は軽くパニックになりました。

ただ、痛みを感じた時点でこれって膀胱炎?と予想していたので、すぐさま症状や治療法について調べてみました。

 

膀胱炎の原因と症状

そもそも膀胱炎は、なんと女性の2人に1人はかかると言われている病気で、肛門と尿道の間隔がとても近い女性は細菌が尿道に入りやすいといいます。

なので普段から実は細菌が尿道に入り込む、ということは実はよくあるらしいのですが、健康体であれば自然と膀胱からの尿によって菌は流されていくそうです。

ただし、よくトイレを我慢したり、ストレスなどにより免疫力が下がっていたり、生理の時期にナプキンをこまめに変えなかったり、性行為のあとにきちんと洗わなかったりと、細菌が繁殖する条件が重なったりすると膀胱炎にかかってしまうということでした。

しかも一度かかると、そのあと癖になり何度もかかってしまう人もいるそう。

 

症状としてはまずトイレが近くなり、排尿後も残尿感があります。

これは初期症状なので、この時点で水をがぶ飲みして膀胱に繁殖した菌を洗い流せればそのまま回復することもあります。

さらに症状が進むと、排尿時に痛みを伴い尿が濁ったり血尿が出ます。

私はまさにこの段階でした。

そしてさらに膀胱にある菌が繁殖してしまうと、腰痛や発熱などがあり、腎臓もにまで炎症が広がり腎盂腎炎という別の病気になってしまいます。

 

膀胱炎の治療方法

先ほども触れましたが初期段階では自然治癒することも可能らしいのですが、私は血尿まで出てしまっていたので、主な原因の大腸菌を殺すための抗生物質を飲むことが必要でした。

抗生物質を飲めば大体3日から長くて1週間で症状は収まってくるようです。

またそれ以外にも水をたくさん飲むこと、原因に挙げられるストレスを緩和する、患部を清潔に保つ、といったことも必要になります。

 

イギリスはスーパー、薬局で抗生物質が手に入る

なんとイギリスでは病院に行かずとも抗生物質を使った薬を買うことが出来ます。

日本では病院で診察を受け処方されないと手に入らない薬が、イギリスでは普通にスーパーやドラッグストアで手に入ることが多いです。

今回も調べてみたところ、膀胱炎の治療薬はあらゆるところで販売されているということだったので、近くのスーパー、Sainsburyに行ってみました。

 

 

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こちらが購入した膀胱炎の薬です

膀胱炎は英語でcystitisといいます。

粉末状の薬が6袋入っており、なんとたったの150円ほどで手に入りました。

Sainsbury以外でもTesco、Boots、Superdrugなどでも買うことが出来ます。

説明書によると、1日3袋、2日間で治すプランとなっていて、私は不安だったので2箱買いました。笑

 

治療薬を飲んでみた結果と注意点

結果としては、無事治りました!しかも効果が出るのが早く、飲み始めた次の日には排尿時の痛みはなくなっていました。

こんなに安いのに素晴らしい結果、、!

ただ私が予想した通り、1箱だけでは少し不十分な印象でした。

というのも1箱飲みきった時点で痛みはなくなっていたので飲むのをやめたところ、2、3日後に再発してしまったのです。

既に経験していたので、2回目はすぐに「これは絶対また膀胱炎になり始めている、、」と気づきました。笑

余っていたもう1箱を飲み始め、さらに2箱追加で買いました。

というのも膀胱炎は癖になりやすい、と聞いていたのでまたすぐ発症してもいつでも飲めるようにストックしておきたかったからです。

そして2回目はすぐに痛みや違和感が消えても、しばらく飲み続けることにしました。

アルコールや大好きなお茶も避けて、水を大量に飲むことも同時にやっていました。

そしてその後、1ヶ月以上経った今も初期症状さえも全く感じずに過ごすことが出来ています。

 

治ったと感じても菌を最後まで殺すことが大事!

今回私がすぐに再発してしまったのは、癖になってしまったのではなく1回目の治療で菌を殺しきれてなかったんだな、と思います。

なので痛みや症状がなくなって治ったと感じても、薬はしっかり飲み続けることをおすすめします。

膀胱炎のちょっとひどい症状までいった人はわかると思いますが、この病気、めちゃくちゃ痛いしつらいんです。

血尿が出た時はトイレで声を上げてしまうほど痛かったですし、そのあとすぐに薬を買って飲み始めましたが、最初の夜は排尿時だけでなく常に膀胱に痛みがあり、水を大量に飲んでいるので1時間に1回はトイレに行くので、全く眠れず、、本当につらかったです。

なので膀胱炎といってもあなどってはいけません。

私は再び膀胱炎にかかるのが怖すぎて、今では絶対トイレを我慢せず普段から水を良く飲むようにしています。笑

 

イギリスでは病院に行かず病気を治す

英語が母国語ではない私からすると、病院に行って医者と英語でやり取りをして、、というよりもお店に行けば薬が手に入るというのは便利でありがたいな、と思います。

ただ、昨年末から年明けにかけてインフルエンザにかかったときは、薬を飲んでもなかなか治らず大変でした。

日本のようにさっさと病院に行って、リレンザタミフルを飲んで楽になりたい、、と思ったのを覚えています。笑

 

ただ今回はコロナウイルスによるロックダウン中ということもあり、病院が通常通り機能していないので、医療関係者にとっても薬が必要な人にとってもとても良いシステムになっているな、と感じました。

 

イギリスはいよいよ来週から少しずつロックダウン解除となるので、また何か動きがあればここに書いていきたいと思います。

 

ではまた!

 

yuka