London Lonely Life

イギリスのロンドンに1人で住んでいる28歳女子の日記です

イギリスで膀胱炎になった話

こんにちは!

 

ロンドンで現在もサバイバル中のyukaです。

 

今回はかなり赤裸々な話になりますが、この間初めて膀胱炎になってしまったんです。

しかもロンドンで、、笑

 

色々ありつつも現在は無事に完治しているので、その経緯を興味のある方に読んでもらえたらと思います。

 

膀胱炎だと気付いたとき

まず違和感を感じたのは、最近やたらトイレが近いなあということでした。

ただロックダウン中家にずっといて大好きなお茶をよく飲んでいたので、それでトイレが近くなったんだろうと思っていたのですが、

違和感を感じた次の日に今度はトイレの時に痛みを感じるようになったのです。

しかも、えーなんか痛い、、と思ったその数時間後、

なんと血尿が出ました!!!

汚い話ですみません、、

血尿が出るなんて人生で初めてだったので、その時は軽くパニックになりました。

ただ、痛みを感じた時点でこれって膀胱炎?と予想していたので、すぐさま症状や治療法について調べてみました。

 

膀胱炎の原因と症状

そもそも膀胱炎は、なんと女性の2人に1人はかかると言われている病気で、肛門と尿道の間隔がとても近い女性は細菌が尿道に入りやすいといいます。

なので普段から実は細菌が尿道に入り込む、ということは実はよくあるらしいのですが、健康体であれば自然と膀胱からの尿によって菌は流されていくそうです。

ただし、よくトイレを我慢したり、ストレスなどにより免疫力が下がっていたり、生理の時期にナプキンをこまめに変えなかったり、性行為のあとにきちんと洗わなかったりと、細菌が繁殖する条件が重なったりすると膀胱炎にかかってしまうということでした。

しかも一度かかると、そのあと癖になり何度もかかってしまう人もいるそう。

 

症状としてはまずトイレが近くなり、排尿後も残尿感があります。

これは初期症状なので、この時点で水をがぶ飲みして膀胱に繁殖した菌を洗い流せればそのまま回復することもあります。

さらに症状が進むと、排尿時に痛みを伴い尿が濁ったり血尿が出ます。

私はまさにこの段階でした。

そしてさらに膀胱にある菌が繁殖してしまうと、腰痛や発熱などがあり、腎臓もにまで炎症が広がり腎盂腎炎という別の病気になってしまいます。

 

膀胱炎の治療方法

先ほども触れましたが初期段階では自然治癒することも可能らしいのですが、私は血尿まで出てしまっていたので、主な原因の大腸菌を殺すための抗生物質を飲むことが必要でした。

抗生物質を飲めば大体3日から長くて1週間で症状は収まってくるようです。

またそれ以外にも水をたくさん飲むこと、原因に挙げられるストレスを緩和する、患部を清潔に保つ、といったことも必要になります。

 

イギリスはスーパー、薬局で抗生物質が手に入る

なんとイギリスでは病院に行かずとも抗生物質を使った薬を買うことが出来ます。

日本では病院で診察を受け処方されないと手に入らない薬が、イギリスでは普通にスーパーやドラッグストアで手に入ることが多いです。

今回も調べてみたところ、膀胱炎の治療薬はあらゆるところで販売されているということだったので、近くのスーパー、Sainsburyに行ってみました。

 

 

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こちらが購入した膀胱炎の薬です

膀胱炎は英語でcystitisといいます。

粉末状の薬が6袋入っており、なんとたったの150円ほどで手に入りました。

Sainsbury以外でもTesco、Boots、Superdrugなどでも買うことが出来ます。

説明書によると、1日3袋、2日間で治すプランとなっていて、私は不安だったので2箱買いました。笑

 

治療薬を飲んでみた結果と注意点

結果としては、無事治りました!しかも効果が出るのが早く、飲み始めた次の日には排尿時の痛みはなくなっていました。

こんなに安いのに素晴らしい結果、、!

ただ私が予想した通り、1箱だけでは少し不十分な印象でした。

というのも1箱飲みきった時点で痛みはなくなっていたので飲むのをやめたところ、2、3日後に再発してしまったのです。

既に経験していたので、2回目はすぐに「これは絶対また膀胱炎になり始めている、、」と気づきました。笑

余っていたもう1箱を飲み始め、さらに2箱追加で買いました。

というのも膀胱炎は癖になりやすい、と聞いていたのでまたすぐ発症してもいつでも飲めるようにストックしておきたかったからです。

そして2回目はすぐに痛みや違和感が消えても、しばらく飲み続けることにしました。

アルコールや大好きなお茶も避けて、水を大量に飲むことも同時にやっていました。

そしてその後、1ヶ月以上経った今も初期症状さえも全く感じずに過ごすことが出来ています。

 

治ったと感じても菌を最後まで殺すことが大事!

今回私がすぐに再発してしまったのは、癖になってしまったのではなく1回目の治療で菌を殺しきれてなかったんだな、と思います。

なので痛みや症状がなくなって治ったと感じても、薬はしっかり飲み続けることをおすすめします。

膀胱炎のちょっとひどい症状までいった人はわかると思いますが、この病気、めちゃくちゃ痛いしつらいんです。

血尿が出た時はトイレで声を上げてしまうほど痛かったですし、そのあとすぐに薬を買って飲み始めましたが、最初の夜は排尿時だけでなく常に膀胱に痛みがあり、水を大量に飲んでいるので1時間に1回はトイレに行くので、全く眠れず、、本当につらかったです。

なので膀胱炎といってもあなどってはいけません。

私は再び膀胱炎にかかるのが怖すぎて、今では絶対トイレを我慢せず普段から水を良く飲むようにしています。笑

 

イギリスでは病院に行かず病気を治す

英語が母国語ではない私からすると、病院に行って医者と英語でやり取りをして、、というよりもお店に行けば薬が手に入るというのは便利でありがたいな、と思います。

ただ、昨年末から年明けにかけてインフルエンザにかかったときは、薬を飲んでもなかなか治らず大変でした。

日本のようにさっさと病院に行って、リレンザタミフルを飲んで楽になりたい、、と思ったのを覚えています。笑

 

ただ今回はコロナウイルスによるロックダウン中ということもあり、病院が通常通り機能していないので、医療関係者にとっても薬が必要な人にとってもとても良いシステムになっているな、と感じました。

 

イギリスはいよいよ来週から少しずつロックダウン解除となるので、また何か動きがあればここに書いていきたいと思います。

 

ではまた!

 

yuka

 

 

 

ロンドンのシェアフラットはどうなっているの

こんにちは!

イギリス、ロンドンで現在もサバイバル中のyukaです。

 

今回はタイトルにある通り、ロンドンでのシェアフラット事情についてお話します。

 

ロンドンに住むならシェアフラットにしか住めない

前回の記事でロンドンの物価についてお伝えしたのですが、その中で物価が高い!といわれるものの1つ目に上げたのが「家賃」でした。

そうなんです、ロンドンは家賃があまりにも高すぎて、日本の一人暮らしのように自分一人だけのトイレ、お風呂、キッチン、家電がある家なんて本当に大富豪(って言うのかしら)か、高所得者でないと住めないのが現実です。

ただこれは、ロンドンの建物の造りにも問題があって、そもそも日本のような一人、二人暮らし用の1Kや1LDKの物件があまり存在しないということです。

地震もないので昔からの建物がずっと残っている、というのが原因にもなっています。

 

では、みんながどういう風にシェアをしているのか紹介していきます。

 自分だけの部屋があって、それ以外はシェア

これが一般的、というか1人で暮らす場合は最低限のラインですね。

大きな家に部屋がいくつかあって、玄関からリビング、キッチン、トイレ、お風呂は共同で使うという形です。

ちなみに家具付きの部屋が多く、基本ベッドとクローゼットがあって、部屋が広ければ椅子やテーブル、ソファなどが付いていることもあります。

新しく家具を買う必要もなく引っ越しも身軽に住みますが、自分の好きなインテリアのテイストの部屋を探すのは諦めた方が良いです。笑

自分の部屋にトイレとお風呂がついている

これは先ほどのタイプの豪華版、といった感じです。

名前もスイートといいます。笑

部屋のサイズも広くもちろん家賃も上がりますが、好きな時にトイレに行けてお風呂に入れますし、潔癖症の方とかは良いかもしれません。

カップルで1つの部屋に住む

これもかなり多いパターン。というか私の周りは同棲しているカップルばかりです。

2人で住むので、最初に上げたパターンよりも広い部屋で大きいベッドなことが多いです。

ただ部屋によってはカップルOKなのか、1人暮らしのみOKなのか、という条件が決まっているので、部屋を探すときはそこもチェックするのが基本です。

この場合も他のキッチンやお風呂はシェアするパターンがほとんどです。

家族でシェアフラットに住む

家族でロンドンに住むというと、その家族だけのプライベートな家やマンションの一室に住むイメージがありますが、移民の多いロンドンでは家族で住み、さらに他人と家をシェアしている人たちもたくさんいます。

子供がまだ小さかったり、夫婦と赤ちゃんの3人だけ、という場合は先ほど上げたカップルでシェアフラットに住むのとそんなに変わりませんが、やはり赤ちゃん可という条件の場所に住む必要があります。

また、家族全員が成人していても金銭的に余裕がなかったりすると1つか2つだけ部屋を借りて、それ以外は他人とシェアするというパターンもあります。

あとは、家族で大きい家に住んでいるが、空き部屋があるので他人に貸す、というパターン。

これはホームステイと同じような感じで、払われた家賃で収入も増えるのでビジネスとしてやる人は多いようです。

自分の部屋も他人とシェアして暮らす

これは、一番最初に上げた一人暮らしの最低ラインのさらに下となります。

自分が寝る部屋も、誰か知らない人とシェアをするという、、!

私は部屋を探す時点で条件から外していましたが、こないだなんとなく日本でいうスーモのような、ロンドンのお部屋探しサイトを見ていたら見つけてしまい衝撃を受けました。笑

もちろんベッドは1人1つなのですが、説明文に「もの静かで礼儀正しい女性が住んでいます」と、一緒に住む人がどんな人か書かれてありました、、

家賃はもちろんかなり破格の値段でしたが、いくらなんでも会ったことない人と同棲状態はつらすぎる!と思いました。

 

どんな人とシェアをするのか

これはもう、住んでみないと正直わからないこともありますが、まず部屋を探す時点で、女性だけが住んでいる部屋がいいのか、男女混合でも良いのか、世代はどれくらいなのか、という希望に合わせて検索フィルターをかけることが出来ます。

そしてロンドンという場所は、LGBTに関してかなりオープンで理解があるので、一緒に住む人がLGBTでも良いのか、または自分がLGBTだが住んでも良いのか、というのは検索項目にも入っていました。

さらに世界中から人が集まっているので、住んでいる人が何人なのかというのも説明文に記載されていることが多いです。

また、不安だから日本人とシェアをしたい!という人向けに、日本人同士がイギリスの情報交換をするMixBというサイトがあり、そこでフラットメイトの募集が出されていることもあります。

私の知り合いでも大家さんはヨーロッパの人で、住んでいるのは全員日本人、という方がいました。

 

大家さんの存在

もちろんイギリスにも大家さんが存在します。が!シェアフラットが多いロンドンでは、なんと大家さんと共同生活、ということも少なくありません。

検索条件でも大家さん同居かそうでないか選ぶことが出来ます。

なぜかというと、大家さんと住むということは、大家さんと同じキッチン、トイレ、お風呂を使うということです。

そうするとやはり、大家さんは自分の家なので干渉してきますよね、キレイに使ってるのかルールを守っているのか、など。

それでトラブルになったというのはよく聞く話で、大家さん同居は絶対イヤ!という人が多いです。

条件によりますが、友達がロンドンに遊びに来るから泊めてあげよう、彼氏が今日は泊まりに来る、なんてことも出来ないことが多いです。

 

シェアフラットのルール

これは他人と住む場合は必須項目となっております。

誰がどこをいつ掃除するのか、いつ洗濯機を使って良いのか、洗剤やトイレットペーパーなど共同のものは誰がいつ買うのか、などですね。

ただ、シェアフラットによってルールは様々で、家全体の掃除を業者に頼んで自分の部屋だけ掃除すれば良かったり、トイレットペーパーは自分用のみ買ってトイレの時に毎回持っていく、同居している大家さんが洗剤などを全て管理する、などという場合があります。

また一緒に住んでいる人がルールを守らなかったり、だらしなかったりするとそれで喧嘩になったり、特に礼儀正しい日本人は損をすることが多いです。

 

光熱費と水道代

ほとんどの家が光熱費、水道代込みの家賃となっています。

なぜなら誰がどれくらい使ったかわからないからです。笑

どれだけ使っても値段がわからないし変わらないので、節約しようという概念があまりないと思います。

さらにWi-Fiに関してはそのまま家賃に含まれているか、毎月500円ほど家賃にプラスして払う、というパターンがあるようです。

また先ほどのシェアフラットのルールに上げた、洗剤やトイレットペーパーに関しても、もし同居人みんなで買う場合は毎月決められた金額をみんなで出し合う、ということがあります。

 

やっぱり実家暮らしや1人暮らしが1番

これは、シェアフラットの文化があまりない日本人だから思うことかもしれませんが、

やっぱり自分の家族、恋人と住むか1人暮らしが絶対良い!笑

いくら同居人と気が合ったとしても少なからず気を遣うし、お風呂入ろう、ご飯作ろうなんて思った時にバスルームやキッチンが使用中だと使えないわけです。

 

ただ神経は図太い方なのでなんだかんだ今も暮らせているのですが!笑

 

以上ロンドンのシェアフラット事情でした。 

 

 

 

ではまた!

 

yuka

 

 

ロンドンの物価は本当に高いのか

こんにちは!

ロンドンで現在もサバイバル中のyukaです。

 

今回はタイトルにある通り、ロンドンの物価についてです。

ロンドンの物価は世界の国を見てもトップクラスに高い!というのは有名な話ですが、私は実は日本にいたときよりも貯金が出来ています。笑

 

どこの国でもそうだと思いますが、全てのものが高いわけではないということに住み始めて気づきました。

物価の安いポイントを上手く利用すると、観光客でも安くロンドンを楽しめるかと思います。

では何が安くて、何が高いのかまとめてみました。

ちなみに完全に私の個人的な見解です!笑

 

物価が安いもの

  • 交通費・・・市内バスはどこまで乗っても初乗り1.5ポンド、しかも1時間以内であれば何台も乗り換え可能。地下鉄tube(チューブ)は行き先によりますが、ロンドンの端から端まで行っても5ポンドほど、さらに1日7ポンドを超えるとそれ以上は乗り放題です。ちなみにこれはオイスターカードかコンタクトレスのカードを使用した場合です。(他にもお得な割引券などがありますが、ここでは割愛します)

 

  • 衣類・・・これは正しく説明すると、安い店と高い店の差がかなりあるということです。ハイブランドはもちろん高いですが、実は安くてデザインも可愛いファストファッションのお店がたくさんあるので、お金を使わずにファッションが楽しめます。

 

  • 医療、薬・・・イギリスの国民医療保険に入っていれば医療費はタダ!ですが、それゆえに予約が取りづらく割と重い風邪を引いてもみんな自力で治す、という文化です(これに関しては別の記事で詳しく書きたい!笑)。そのため薬局やスーパーに強い成分の入った薬が販売されているのですが、これもとっても安いです。頭痛薬が50円くらいで買えたりします。

 

  • スーパーの食材・・・野菜やお肉、卵、牛乳などスーパーで買える食材は安いです。安い、というか日本と同じくらいだと思います。ただし!魚はかなり高いです、、

 

  • 美術館&博物館・・・これは施設によりますが、大体の有名どころ(大英博物館、ナショナルギャラリーなど)は完全に無料!これには感動しました、、いつ行っても、ちょっとだけ覗いて帰ろう、なんてことをしても無料です。

 

  • パブのビール・・・これは、パブの「ビール」のみの話であって、パブの食事はそれなりにします。でも日本でいう生ビールが、しかも大ジョッキかそれ以上のサイズで5ポンドくらいです。日本でビールをあまり飲まなかったので相場がわからないのですが、おしゃれなクラフトビールがたくさんあったり、色んな種類が楽しめる、という点でお値段以上に感じました。

 

  • 携帯電話料金・・・これは住んでみないとわからないポイントではありますが、日本でいう格安SIMというのがかなり普及していて、私は80GBの容量で月々の料金が2000円で済んでいます。

こうやって書いていくとロンドン、意外と安い!って思えてきますよね。

では次がいよいよ本題!

 

物価が高いもの

  • 家賃・・・これはもう真っ先に言いたい、物申したいところです。まず一般的な収入でロンドンに住もう、と思ったらシェアフラットしか選択肢がありません。シェアフラットとは、基本的に自分だけの部屋はあって、それ以外のトイレ、お風呂、キッチン、リビングなどは他の人とシェアして生活するという形です。それでも月の家賃が日本の東京の1人暮らしとほぼ同じなのです。高すぎますよね、、

 

  • 外食費・・・もちろん行くお店にもよるのですが、安い!!という料金のお店はハッキリ言ってまずいことが多いです。安くて美味しいのはマクドナルドくらいです。ちなみに東京だと、一般的なイタリアンレストランなどでランチを頼むと大体1000円くらい、そしてちゃんと美味しいのですが、ロンドンでそれをすると2000円くらいします。そして味がそこまで美味しくなかったりします。日本の吉野家やファミレスなど安くて美味しい文化というのは本当に素晴らしいと思います。

 

  • 学費・・・私はロンドンに来て初めの3ヶ月、ウィンブルドンという少し郊外で語学学校に通っていたのですが、学費はとっても高かったです。英語力も土地勘もなかったですし、そこで友達も出来たので後悔は全くしていませんが、コスパはかなり悪いといってもいいです。また一般の大学、専門学校なども学費が高いことは有名です。

 

  • ホテル代・・・これは1つ目にあげた家賃と通づるものですが、基本的にホテルの相場は高いと思います。そもそもロンドンは全体的に建物が古いので、そこそこの値段でもエレベーターがない、シャワーのお湯が出ない、トイレが上手く流れない、なんてこともよくあります。

 

  • タクシー・・・これはブラックキャブと呼ばれる、ライセンスを取った運転手のみが運転している黒塗りのタクシーで、ロンドンの伝統文化の1つになっています。聞いた話では、運転手はロンドンの街全ての通りの名前を記憶しているんだとか。

ざっとあげるとこんな感じです。

 

ロンドンは意外とお金をかけずに楽しめる

こうやって見てみると、ロンドンで生活している人、観光客として滞在する人どちらもお金のかけ方によってはかなり節約できることがわかります。

 

生活しているの私の場合、自炊をして外食はほとんどしない、というのが1番のポイントです。カフェで働いているので、仕事の日はそこでタダでご飯が食べられるというのもかなり大きいです。

 

もし観光客としてロンドンに滞在するなら、私の場合はまずホテル代を削るためにAirbnbなどの部屋を借りてみたいな、と思います。楽しみ方にもよりますが、観光地がたくさんあるのでホテルでゆっくりする、ということはあまりなさそうだからです。Airbnbも最近は人気で結構高い物件もありますが、、

あとは食事は高くも安くもないところは行くと、それなりにお金を払って美味しくなかったパターンが多いので、マーケットの屋台のご飯で安く済ませるか、この日は高いけど絶対に美味しいお店に行こう!とメリハリをつけると満足感が高いと思います。

先ほど提案したAirbnbであればキッチンを使って自炊するのもおすすめです。

 

 

コロナウイルスで海外旅行に行く予定もなかなか立てられないですが、ロンドンの物価について少しでも参考になれば嬉しいです。

 

ではまた!

 

yuka

 

 

ロンドンのウーバーにiPhoneを忘れたらちゃんと返ってきた話

こんにちは!

イギリス、ロンドンで現在も生活中のyukaです。

 

イギリスはロックダウンが始まって7週目に突入しました。

今までに出た死者の数はとても深刻ですが、先日イギリス政府から感染のピークは過ぎたとの発表がありました。

今後少しずつロックダウンを解除していく方針のようです。

 

 

そして今回の記事はロックダウンとは全く関係がありません!すみません!

タイトルにある通りですが、昨年末にウーバー(安いタクシーサービス)を利用した際、なんと車内にiPhoneを忘れるという大失態を犯してしまいました。

日本ならまだしも海外で!と絶望したのですが、なんと無事に自分の手元にiPhoneが返ってきたので、どういう状況だったのか詳しく書いていこうと思います。

 

 

 

ウーバーとは

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まずもうこれはご存知の方がほとんどだと思いますが、ウーバーとはアプリやウェブを利用した配車サービスのことです。

先程も安いタクシーサービス、と書きましたがまさにそれで、国によって異なりますが特にロンドンの正規のタクシーはとっても料金が高いのです。

ブラックキャブと言われる専用の車は、ロンドンの伝統文化の1つとなっておりますが観光客以外の一般庶民はまあ使いません。

 

そこで今人気なのがウーバーです。

タクシーよりも安く、しかもアプリで配車を頼む時に目的地を設定し、事前にオンラインで支払いを済ませるので、とっても楽で安心なのです。

特に海外だったらドライバーさんに現地の言葉で行き先を説明しなくても良いし、相場がわからずぼったくり、なんてこともありません。

 

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今現在どこに車がいるかも見ることができる

というわけで、私は昨年末のクリスマス12月25日に、仕事と家の往復の為にウーバーを使用しました。

もちろん、公共のバスや電車の方がウーバーよりも格段に安いので普段はそちらを使用していますが、イギリスの祝日バンクホリデーであるクリスマス当日は一切の公共交通機関がストップするためウーバーを使用して通勤することになったのです。

 

ウーバー車内に忘れ物をしたらどうすればいいの?

まず帰宅してiPhoneを忘れたことに気付き、1番初めにしたことはドライバーに連絡することでした。

私がラッキーだったのは実はこの日、同僚であり友達である韓国人の女の子と一緒にいたことです。

なぜならドライバーに連絡しようにも、自分のiPhoneがないと連絡できないからです!笑

 

ウーバーでは利用した際に、登録したメールアドレスに履歴や領収書が送られてくるので、私はパソコンからメールのチェックをしました。

 

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 するとこのような感じで一番最後の左下に、「REPORT LOST ITEM」というのがあるのでここをクリック。

すると忘れ物についてのページに案内されます。

 

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なぜかタイトルのみ日本語です

これによると手順としては、

1.このページの1番最後に連絡先の電話番号を入力するところがあるので、連絡して欲しい電話番号を入力する。その際は必ず自分自身のウーバーのアカウントにログインすること。(もし紛失したのが自分の携帯電話の場合は友達の友達の電話番号を入力する)

2.ウーバーの会社から先程入力した連絡先に電話がかかってくるので、そこで会社を通してドライバーに電話をつなげてくれる

3.もしドライバーが電話に出てくれたら、そこで落とし物について質問するか、既にドライバーが落とし物を見つけていた場合は、そのままお互いの都合が良い時間と場所を交渉する

4.もしドライバーが電話に出なかった場合は、メッセージに忘れ物の詳細を録音し、折返しを待つ。

といった感じになっています。

 

ドライバーに電話をかける

というわけで早速、友達のケータイから電話をかけましたが、ドライバーは仕事中で忙しいのか電話に出ず、、

ウェブサイトの案内の通り、「先ほど利用した際にiPhoneを車内に忘れてしまったので、もし見つかったら連絡してください」というメッセージを残しました。

もちろん英語なのでいまいち不安は残ります。笑

その時の時刻は夜8時ごろ。

しばらく待ちましたが結局その日に連絡が来ることはなく、私はもうほとんど諦めていたので新しいiPhoneを買おうとネットで機種について調べていました。笑

イギリスは日本で買うよりiPhoneが高く、人気も高いので盗難がかなり多いのです。

そんな国でiPhoneを置いてくるなんてかなり絶望的ですよね。

 

携帯電話以外で出来る連絡手段を確保する

そしてウーバーに連絡する以外にやるべき重要なことがこちら。

携帯を紛失=携帯を使って誰かと連絡を取ることができなくなる、となるのは誰でも真っ先に思い浮かぶことではあると思いますが、

パソコンがあればパソコンを使う、もしパソコンがなかった場合はドライバーから連絡がかかってくる友達、家族、恋人と意地でも一緒にいる、など何かしら自分自身と外部で連絡が取り合える環境を作って置いたほうが安心です。

私の場合はパソコンからインスタグラムにログインをして、個人的に連絡が必要な人にはDM機能を使って連絡しました。

 

LINEなどのメッセージアプリは本人確認が厳しく、携帯端末が手元にないとログインすることができませんでした、、

またさらにラッキーなことに、一緒にいた友達が以前使っていた古いケータイがまだあるから、見つかるまでSIMカード入れて使っていいよと言ってくれました。

 

ドライバーから折り返しの電話

紛失した翌日は、私の家に泊まった友達とそのまま出かける予定だったので、カフェに行ったり買い物をしたり、ついでにアップルストアに行ってiPhoneをチェックしたり(笑)していました。

もちろん自分の唯一の連絡手段のノートパソコンも持参して、Wi-Fiを見つけてはインスタグラムのDMでメッセージのやり取りをしていました。

ところが結局友達と一緒にいる間はドライバーから折り返しはなく、夕方になってお互いの家に帰ることに。

 

私はこの時点でほぼ諦めかけていたのですが、なんと家についてからインスタグラムのDMに「ドライバーから電話があって、iPhone預かってるって!!」と友達からの連絡が!

 

奇跡が起きたー!!!と思いました。笑

そして逐一インスタグラムのDMをチェックしていたので、友達からの連絡にすぐに気付きその後どうするか対応することが出来ました。

なので皆さん友達とすぐに連絡が取れる状態にしておくことをおすすめします。

 

さきほど連絡手段の確保が重要だと言ったのはこのためで、

もしドライバーから連絡がきても、連絡先の友達や知人と別行動をしていたら全く連絡が取れず状況がわからないですし、またパソコンは連絡がきたことに気づきにくいのでこまめにチェックしておくことをおすすめします。

 

まあ、もし何も連絡手段がなければ、その友達がどうにかして受け取ってくれることになるのですが。笑

でもその友達としばらく会えなかったりすると自分の携帯電話がなかなか返ってこないですし、その友達にドライバーと会うためにどこか遠くまで行ってもらうのは申し訳ないですよね、、

 

ドライバーから忘れ物を受け取る

さて、ドライバーから無事にiPhoneを預かっているという連絡がありました。

ウーバーの忘れ物に関するホームページによると、受け取り方に関してはドライバーと直接交渉して決める、とあります。

私は見つかった時点で、何時でもどこでも駆けつけます!という感じだったのですが、

なんと私のドライバーさん(ここにきて呼び捨てはしづらい)は、私の自宅まで届けてくれると言ってくれたのです!!

え、ここ日本だっけ、、?

親切すぎてリアルにそう思いました。笑

 

この間、連絡や交渉をしてくれているのは友達なので、私は友達からの連絡に秒で返信する必要がありました。

友達「家に届けてくれるって!それでも大丈夫?(ドライバーさんと通話中)」

私「大丈夫です!お願いします!」

友達「あと5分くらいで付きそうだって!家の外に出て待機して!」

私「はい!今から出ます!」

といった感じです。

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実際の友達とのやり取り(笑)

 

そして問題なく家の前でドライバーさんと会うことができ、私のiPhoneは無事手元に戻ってきたのでした。

親切すぎてチップを渡したかったのですが、キャッシュレス社会なので現金の持ち合わせがなく、チョコレートをプレゼントしました。笑

ドライバーさん、そしてこの間ずーーーっと連絡を取り合ってくれた友達には感謝でしかありません。

本当にあの時はありがとうございました!

 

ウーバーに忘れ物をしても諦めない

状況は人それぞれだと思いますが、私の場合は盗難されやすいiPhoneをしかも海外で忘れる、という最悪の状況でしたが無事に返ってきました。

またドライバーからすぐ折り返しがなくても、1日以上経って連絡が返ってくるということもありますので諦めずに、すぐ連絡が取れる状態でいることをおすすめします。

どこかの体験談に、ドライバーから連絡が来ていたのにすぐ電話を取ることが出来ず、そのままタイミングが合わないことで、ドライバーの方が面倒くさくなって結局忘れ物は返ってこなかった、という話がありました。

忘れ物をしたのは完全に自分の責任ですし、ドライバーは忘れ物の為に時間を使ってもお金が発生するわけではないので、当たり前といえば当たり前ですよね、、

 

同僚や友達からは奇跡としか思えない!!と言われた今回の出来事でしたが、

ロンドンに来てから(来る以前もか)何かハプニングがある度に周りから助けられて生きているな、と改めて思いました。笑

 

 

ではまた!

 

yuka

 

 

 

不安すぎて英語の勉強を再開しました

こんにちは!

イギリス、ロンドンで現在も生活中のyukaです。

 

先程まで別の記事をせっせと書いていたのですが、ブログに慣れていないので時間が思ったよりもかかり、今日中の更新は無理だ!と気づきました。笑

実はこのブログを始めたときに、密かに立てた目標が「仕事が再開するまでは必ず毎日更新する」ということ。

 

早速破る羽目になりそうだったので、さらっと日記のような感じで書ける「ひとりごと」というカテゴリーを作ってみました。

 

何を書くかは完全にその時の気分ですし需要はないと思いますが、自分にとっても息抜きのような感じで楽しく書こうと思います。

 

 

今日は、このまま何もしないのはまずい、と思い英語の勉強を再開しました。

ただ目標がないとモチベーションも上がらないので、帰国したらTOEICを受けることにしました〜。

渡英前にも一度受けたことがあるので、どれくらい成長したのか指標にしやすいかな、と。

 

ただTOEICはwritingもspeakingもないので、純粋な英語力というわけではないですし、勉強方法もTOEICで高得点を取るための英語スキルを伸ばす感じになってしまうのですが。

でも高得点が取れたら自信にもつながるし、就活で有利になったり選択肢が広がる可能性がある!

何より試験のためだったとしても、そこで得た知識は絶対自分の英語の実になるし、無駄にはならないはず!と思って頑張ります。

 

ではまた!

yuka

 

ロックダウン中のイギリスで病院に行った話

こんにちは!

イギリス、ロンドンで現在も生活中のyukaです。

 

前回、イギリスのロックダウンの実情についてお伝えしたのですが、今回は、この状況下で現地の病院に行くという貴重な体験をしたので書き残したいと思います。

 

 

なぜ病院に行ったのか?

これに関しては、コロナウイルスに感染したわけではありません!ということをまずお伝えしたいと思います。笑

ではなぜわざわざこの状況で現地の病院に行かなければならなかったのかというと、

私は低用量ピルをイギリスに来てから飲み続けていて、そのストック分がなくなってしまったからです。

低用量ピルが何なのか、ということに関しては詳しくは調べて頂ければと思いますが、簡潔に言うと女性が排卵をコントロールする為に飲むものです。

病気の為に飲んでいるわけでないので、飲むのをやめた場合でも健康状態に害はないのですが、私はもともとかなりの生理不順だったため、ピルによる生理周期の安定をなるべく保っていたいという気持ちがありました。

 

ロックダウン中のイギリスの病院ってどうなってるの?

ピルがなくなりかけてきたことに気づいた時、まず浮かんだ疑問がこれでした。

コロナウイルスによって医療機関が大変な状況にあることはもちろんわかっていたので、何かしら一般患者への対応は変更しているのだろう、と調べてみることに。

ちなみに私が通っていた病院は家のすぐ近くで、予約なしで行っても待てば診察させてもらえるスタイルでしたが、グーグルマップで検索してみると「Temporarliy closed(一時閉鎖)」の文字が!

まさかの病院もロックダウン中なのか、、と不安になりながらリンク先の病院のサイトに飛んでみると、「ただいま系列の総合病院にて電話での予約のみ対応しております」とのこと。

 

 

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実際に確認したウェブサイト

 

覚悟はしていたもののやっぱり電話をしなきゃいけないようです。

そしてサイトには何度もしつこいほどに、「咳などの風邪の症状や、コロナウイルスに少しでも疑わしい症状がある場合は絶対に病院には来ないでください」との注意書きが。

 

というわけで、他の病院に関してはわかりませんが、私の地域では小さな病院は一時閉鎖、大きな総合病院のみで対応していて、電話での予約がないと来院してはいけない、ということになっていました。

 

電話での病院予約&診察

数はこなしてきたものの、やはり緊張する英語での電話、、

勇気をふりしぼって空いているであろう月曜日の朝9時にかけてみました。

1番初めは録音された音声により、コロナウイルスによる変更点や注意点など、ウェブサイトで確認した内容と同じものが流れてきます。

そのあと、受付に繋ぎたい方は1を押してくださいと言われ1をプッシュ。

そしてしばらく待っていると、混み合っていますがこのまま待つ場合は1を、と言われ再び1をプッシュ。

これを十数回繰り返して緊張も薄れてきたころ、Hello?と言われついに受付の方と繋がりました!

 

低用量ピルが欲しくて電話をしたのですが、と言うと、まず以前に病院を利用したことはあるか、そしてその後に生年月日、名前、など基本的な質問をされました。

そしてまたここでも風邪やコロナウイルスと見られる症状はないか聞かれ、さらに同居人の健康状態も聞かれます。

無事全ての質問が済むと、来院日時に関してはまた別の人から電話をかけますね、と言われ電話番号が合っているか確認されます。

 

が!!なんと私、電話番号を間違って登録していたようで、この後折返しの電話がかかってこず、、2日後にまた電話をすることになりました。笑

 

2日後は無事に正しい電話番号を伝え、30分後くらいにすぐ別の人から電話がかかってきました。

その人はお医者さんで、私が来院した際に診察なしでピルが受け取れるように電話で診察をしてくれました。

今使用しているピルで何か副作用がないか、喫煙を始めたりしていないか、血圧測定を希望するかなど様々な質問をされたあと、無事に処方してもらえることに!

そしてここでも最後にコロナウイルスの症状がないか確認され、その日の午後に来院予約を取りました。

 

いよいよ総合病院へ

電話したその日の予約だったので、慌てて場所を調べて準備をして出かけました。

総合病院の場所は家からバス1本で30分ほどだったのでスムーズに到着したのですが、病院の造りが日本とはかなり異なっていて、目的の場所に着くまでかなり迷いました。笑

 

というのも私は総合病院と聞いて、大きな1つの建物内に内科、外科、、など様々な科があると思っていたのですが、実際に行ってみると大きな敷地内に、科によって異なる大小の建物が点在しているというスタイルになっていました。

 

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病院の敷地内

写真を見ると病院というよりは街のような感じになっているのがわかります。

しかも私の目的の科は敷地内でも離れのようなポツンとした場所にあったので、病院内にいるのに雨の中歩くことになりました。笑

 

そしてやっとたどり着いたのですが、建物に入るにはまずインターホンを押して受付の方に名前と用件を伝え、さらにここでもコロナウイルスの症状がないか聞かれ、条件を満たしていることが確認されてそこでやっと向こうからドアを開けてくれます。

入ると受付には近づけず、離れた場所に受付用紙があるので名前と生年月日などを書いてボックスに入れ、それぞれ2メートル以上の間隔を空けられた椅子に座ります。

しばらくするとスタッフの方が薬を持って来て、受付用紙を確認をしてそのままボックスに薬を入れたあと2メートル以上離れます。

そして名前を呼ばれてボックスから薬を受け取り、離れたスタッフの方に本人確認をされて、ついに!低用量ピルを受け取ることが出来ました。

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こちらが処方されたもの

 

いや、、かなり徹底しているな、と終わってまず思いました。

絶対に予約なしでは建物内に入ることが出来ないし、全ての人と2メートル以内に近づくことがないように対応していました。

 

医療現場で働く方々への意識

正直、今回病院に訪れて意識がかなり変わりました。

もちろん毎日ニュースで報道されていますし、NHS(イギリスの医療機関の名称)の方たちに向けて支援をしようという広告や、ベランダから感謝の拍手を送ったり、という様子を見てきてはいたのですが、実際現場に訪れたときの緊迫したあの空気感というのはかなり心に迫るものがありました。

自分が感染し、もしかしたら死に至るかもしれないと覚悟をして働くというのは、本当に私の想像をはるかに超える過酷な状況で、医療現場に限らずスーパーや薬局、バスの運転手など様々な現場で働いて、私達の生活を支えている方たちには感謝と尊敬の気持ちでいっぱいです。

 

そしてちょうど私と同じ時間帯に予約していた女性が、スタッフの方々に「本当にこの苦しい中ご苦労さまです、ありがとうございます」とお菓子を渡していて、とても心が温まりました。

 

こういう状況になると、不安になって自分のことだけでいっぱいいっぱいになってしまいますが、思いやりの気持ちはどんなときでも忘れないようにしたいと思いました。

 

 

ではまた!

 

yuka

 

ロックダウン中のロンドン

こんにちは!

イギリス、ロンドンで現在も生活中のyukaです。

 

この記事では、コロナウイルスによるイギリスのロックダウンが実際どんな感じなのか、お伝えしていきたいと思います。

 

 

イギリスで今OKなこと、NGなこと

ロックダウンと聞くと、家から一歩も出てはいけないというような響きがありますが、イギリスでは今のところそこまで厳しくはありません。

では早速、何が良くて何がダメなのか、2つに分けて箇条書きにしてみました。

 

イギリスのロックダウン中に、してもいいよ!というOKな項目はこちら

  • スーパー、薬局など生活に必要不可欠なお店は営業OK
  • テイクアウトのみであればカフェやレストランなどの飲食店も営業OK
  • 1日1回の買い物、運動、犬の散歩などの理由による外出OK
  • 誰かと外出する場合は同じ家に暮らしている人であれば2人までOK
  • バス、電車など公共の乗り物は必要不可欠な場合のみ利用OK

他にもあると思いますがざっとこんな感じです。

 

NGなこと、しなければならないことは、上記の条件を満たさないものに加えて、

  • ソーシャルディスタンス(イギリスでは2メートル)の間隔を必ず他人と保つこと
  • 公園など外での飲食、日光浴、3人以上の集まりはNG
  • 仕事や必要不可欠な理由以外での、同居人でない人との接触はNG(家族であっても)
  • 同居人に1人でも風邪やコロナウイルスの症状が見られる場合は全員外出NG

などです。

 

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スーパーに入るため並んでいるときの様子


写真は少し分かりづらいですが、スーパーに入るのも人数制限があり、待っている間も前の人の2メートル開けていないといけません。

 

ロックダウンは国によって違う

ただ上記で述べたのは「イギリス」でのロックダウンの内容なので、フランス、イタリア、スペインなど他のヨーロッパ諸国やさらにアメリカ、オーストラリアなど他国とは内容が異なります。

 

感染拡大の早かったイタリアや後に続いたスペインはより厳しい規制だと聞きますし、これも聞いた話ですがフランスでは外出許可証がないと買い物にも行けず、さらに1時間1km以内までと決められていて、違反者には高額の罰金が請求されるそうです。

これは1番最初に話したロックダウンのまさに定義通りという感じがします。

 

好きな時に買い物や、運動がてら外に出歩けるイギリスはまだ全然厳しくないのだな、と思い知らされます。

 

実際みんな守ってるの?

まさに、これ1番気になるところですよね。

今イギリスはロックダウンが始まってから6週間近くが経ちましたが、正直に言うとみんながみんな守っていたのは最初の2週間くらいかな、と思います、、

 

えー?!!短っ!!!

 

と思いますよね。

 

初めのうちは正体のよくわからないウイルスにみんなパニックを起こして、ロックダウン以前から街に人がいなくなり、買いだめによりスーパーの物はなくなり、などということが起こりました。

が、やはり人間慣れが出てきますし、ずっと家に籠もっているのも限界がきます。

 

さらに1番の原因として、ちょうどロックダウンから2週間後あたりでイースターという、イギリス人にとっては夏の始まりと言われる最高にテンションが上がるイベントがきてしまったんです。

毎年この時期になると日は一気に長くなり、気温も上がり、晴れる日がずっと続きます。

冬は夕方4時には真っ暗、夏が短く一年を通して気温は低い、天気は雨や曇りがほとんどというイギリスではイースターはかなりテンションが上がる時期なのです。

 

というわけで、政府はそれも見越して散々注意喚起はしていたのですが、実際運動や買い物による外出が時間関係なく許されてしまっているので、私がスーパーに買物に出たときは外の人の多さにびっくりしました。

 

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天気が良い日は多くの人が外出

画質がかなり悪くてすみません、、堂々と人々を撮るのがはばかられたので、遠くからむりやり撮ったらこうなりました、、

 

また地域によると思いますが、私が住んでいるのはロンドンのイーストサイドと言われる東側で若者に人気の街なので、普通に3人以上でお酒片手に談笑してる若者もたくさんいました、、

ちなみに私は、巡回して取締っている警察を見かけたこともありません。

 

フランスのように、途中から規制が厳しくなったりするのでは、と思ったのですがこの6週間の間そういったことはありませんでした。

 

ちなみに私は1週間のうち、2回ほど外出をしていますが、スーパーか薬局に行くときのみで、運動をするための外出もしていません。

なぜなら外に出るのも面倒くさいからです。笑

 

需要があるかは置いといて、また別の記事で実際1日どういう風に過ごしているのか書いてみたいと思います。

 

ではまた!

 

yuka